Apacheの制御ファイルである.htaccessを表示させたい、ですが、macでは通常「ドット(.)」から始まるファイルは非表示になっています。
いわゆる、隠しファイルとか、不可視ファイルと呼ばれるものは、デフォルトの設定では表示されないようになっています。
でも、見えないだけで確かに存在するファイル。
不可視ファイルを使う機会がある方なら、既にご存知かもしれませんが、私の備忘も兼ねて初心者向けに書いていきますね。
非表示のファイルを表示させる設定をしよう
これから、「ターミナル」というアプリを使って、macに「ドット」から始まる不可視ファイルも表示させるように、命令をします。
意外と簡単に命令できるので、以後お見知りおきを。
※ターミナルはmac既存のアプリケーションです。
ターミナルを見つけよう
【Finder】を起動→メニューバーの【移動】→【ユーティリティ】→【ターミナル】
上記の手順で進めば見つかる・・・はず!
macのバージョンなどによってルートが違うこともありますので、あしからず。
1.
で、ターミナルを立ち上げると、勝手に以下のようなコマンドが自動入力されます。
Last login: Fri Apr 22 09:05:52 on console
your_pc_name:~ yourname$
※your_pc_name 部分の表記は、あなたのPCの名前が出ますので、各自で違います。
2.
そしたら、続けて下記のコマンドを入力。
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
2016.5.25訂正(アップデート以降、上記コマンドでは反映されませんでした。)下記コマンドを入力。
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
2018.12.04訂正(アップデート以降、上記コマンドでは反映されませんでした。)下記コマンドを入力。
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
3.
入力したらEnterキーを押します。するとまた、勝手に
your_pc_name:~ yourname$
の部分が入力されるので、続けて下記のコマンドを入力。
4.
killall Finder
上記のコマンドを入力後「Enterキー」を押すと、Finderが再起動し、ドットから始まるファイルなど、今まで非表示になっていたファイルが現れます。
表示した不可視ファイルを非表示に戻す方法
非表示ファイル、普段は邪魔なだけなので元に戻したいという場合。
また、ターミナルを起動して、[2.][4.]の部分を下記の通りに入力します。
2.
defaults delete com.apple.finder AppleShowAllFiles
4.
killall Finder
この通りに入力し、最後はEnterで締めますと、表示していた不可視ファイルが消えてくれます。
簡単ですよね。